食材の選び方＜ヨーグルト編＞
オススメのヨーグルトは？
おすすめのヨーグルトは、無糖のプレーンです。
できれば生乳100％がいいです。
乳成分を避けたい人、もしくは植物由来の乳酸菌をとりたい人は、無添加の豆乳ヨーグルトがいいでしょう。
とくに国産大豆の豆乳を使用したものがおすすめです。
ヨーグルトに含まれる添加物は？
生乳100％ではない無糖のプレーンの場合、原材料表示の「乳製品」が気になると思いますが、ここに何か添加物が隠れていることはありません。
ヨーグルトに使われる乳製品とは、脱脂粉乳や全粉乳や乳脂肪のことです。
乳酸菌の健康効果が魅力的なプロバイオティクスヨーグルトは、原材料表示をよく見て、糖類や添加物が少ないものを選んでください。
ところで…
「コーヒー牛乳」という名称を見かけなくなったと思いませんか？
実は2003年に決められた「飲用乳の表示に関する公正競争規約」の改訂により使えなくなった言葉なんです。
「牛乳」という言葉自体が100％生乳の商品にしか使えなくなったため、コーヒー牛乳という商品名は消えました。
現在は「明治コーヒー」「森永カフェオレ」「ドトールカフェラテ」などの商品名になっています。
中戸川 貢（なかとがわみつぐ）
・一般社団法人ナチュラル&ミネラル食品アドバイザー協会 代表理事
・加工食品ジャーナリスト
食品機械メーカー、清酒メーカー、お餅メーカー、醤油メーカー勤務を経て、2009年よりNPO法人「食品と暮らしの安全基金」で、主に加工食品のミネラル成分や食品添加物「リン酸塩」を調査。2013年に独立後、食品企業の衛生指導・販売支援を行っている。また、「現代食のミネラル不足」、「食品添加物」、「調味料の選び方」について、全国各地で講演している。2021年より一般社団法人ナチュラル＆ミネラル食品アドバイザー協会代表理事。
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